うらろじ22本目富士吉田 春木屋

今しか味わうことできない旬の味を求めて

毎日の生活の中でコーヒーは欠かせない!という方々も多いかと思います。挽きたてのコーヒーの香りは、ホッと幸せな時間を演出してくれますよね。
今回のうらろじ探訪では別墅然然にも月替わりでその時季一番のコーヒーをご案内してくれている春木屋さんをご紹介します。

 もともとは日本茶の専門店である春木屋さんですが、富士吉田店ではコーヒー豆を取扱い始めて既に20年。「日本茶とコーヒーの目利き方法は非常に共通した部分が多く、繊細な日本茶を目利きしてきた経験と技術をそのままコーヒーにも応用しているのです。」とお話してくれたのは店長の清水さん。コーヒー豆は世界でもトップクラスのスペシャルティーコーヒーのみを使用。これは日本国内で流通する豆の3%にも満たないとも言われるほどの大変品質の高いものだそう。そうして選び抜かれた豆を日本スペシャリティー協会から認定された職人(コーヒーマイスター)である清水さん達が、お客様からのご注文を受けてから直火焙煎機を使って自家焙煎。美味しいコーヒーを提供できるよう最新の注意を払いながら少量ずつ焙煎してくれているお店です。

 さて、コーヒー豆が皆さんのお手元に届くまで、どのような過程を経ているかご存知でしょうか。コーヒー豆は、コーヒーノキから採取される種子のこと。真っ赤に色づいたコーヒーの実は、その色・形からコーヒーチェリー(さくらんぼ)と呼ばれています。そのコーヒーチェリーの果肉や皮、外皮等を取り除いて精製された状態のものを生豆(きまめ)と呼びます。まだ焙煎されていない生のコーヒー豆ですね。今回、その生豆を春木屋さんで初めて拝見させていただいたのですが、色は普段慣れ親しんでいるあの茶色いコーヒー豆とは違う緑色。そして匂いは、ほのかにフルーティー!で驚きでした。生豆のこのフルーティーな香りと甘みを大切にすることで、後々のコーヒーの美味しさが変わってくるとのこと。一般的に生豆は麻袋に入れられて輸出されるのですが、より新鮮な状態でお客様にご提供できるよう農業用ビニール袋や密封できる袋に入れるなど工夫をして春木屋さんでは仕入れを行っているそうです。"美味しいコーヒーを飲んでいただきたい"という春木屋さんの品質への強いこだわりが伝わりました。

直火焙煎でコーヒーの良い香り~。
生豆はうっすら緑色です。
コーヒー豆が入った麻袋。
豆の状態を真剣にチェック。

 また、生豆は豆が収穫・処理されてからどのくらい経っているか・・・で分類が異なるのですが、春木屋さんでは主にニュークロップ(新豆)と呼ばれるその年度に収穫され出荷された新しいコーヒー豆を使用。水分を適度に含み瑞々しい香りと味に溢れているニュークロップは、お米でいうところの「新米」にあたります。新米の季節は秋ですが、ニュークロップは年間を通して新しい物が出るのだそうです。コーヒー豆の原産国と言えばブラジルが有名ですが、国際市場での生産国は約60カ国。春木屋さんでは数多くあるニュークロップからサンプルを20種類前後取り寄せ、その中から清水さん達スタッフが実際に飲んで選び抜いた豆を店内で焙煎して、店頭での販売に至るわけです。

 こうしたこだわりを持って選んでいるコーヒー豆なので、数量は限られ、年間を通して安定供給することはできませんが、その季節のまさに「旬」のコーヒーを味わっていただけるのです。

 一方、春木屋さんの原点である日本茶は店内に常時18~20種類を置いております。お話を伺ったこの日は、秋の新茶を入れていただきました。お茶といえば5月と思っておりましたが、このお茶は9月になってから出た新芽を丁寧にかつ良いものだけを摘んで作られたお茶。その分、秋の新茶は量が少なく、5月の新茶とは一味違った貴重な品となるのだそうです。静岡や鹿児島などお茶の生産地へ足を運び、最高級の茶葉を厳選しております。

 お茶もコーヒーも品質第一の春木屋さん。どちらも日常に根づいている飲み物なので、私たち消費者にとって春木屋さんのようなこだわりのお店は嬉しいですね。


2014年9月27日


※記事の内容は取材当時のもので現在とは異なる場合があります。
最新の内容につきましては、お客様ご自身でお問い合わせの上、ご利用いただきますようお願い致します。

あなたのお気に入りの一杯が見つかるかも♪
和食器や茶箱も取り扱っております。
ついつい買いたくなるお茶請けも❤。
お気軽にお立ち寄りください。

富士吉田 春木屋

山梨県富士吉田市下吉田256

TEL:0555-24-1603

営業時間 9:00~19:00
定休日 年中無休
駐車場 有り

お客様専用ダイヤル

0555-22-3168 受付時間 9:00~19:00

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